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4日の東京債券市場では、日経平均株価が連日のバブル崩壊来最安値更新となった流れを受けて金融機関が株価下落による含み損の拡大分を国債の売却益によってカバーしようとする動きが活発化した結果、長期金利の指標となる新発10年物国債の金利が一時、前日比で0.035ポイント高い1.215%まで上昇(債券価格は下落)する展開となった。
長期国債の金利が1.2%まで上昇するのは8月29日来、約1週間ぶりのこととなる。
4日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比141円95銭(1.54%)安の9075円9銭で取引を終えている。3月末の日経平均株価は1万1024円94銭となっていることからこのまま、株安の状況が続いた場合、持ち合い株式を多数保有する金融機関は3月末比で約18%の株式含み損を新規に発生させるものとなる。