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英ロスチャイルド・グループは3日、資産運用部門、ロスチャイルド・アセット・マネジメントの年金・投資信託事業(資産資産:206億ドル=約2兆4150億円)を売却する可能性があることを明らかにした。米最大の投資信託会社フィデリティ・インベストメンツなど同業他社と競争するためには規模が小さ過ぎることを理由に挙げている。ロスチャイルド・アセット・マネジメントの6月末現在の資産運用規模は世界全体で366億ドル。
ロスチャイルド・アセット・マネジメントのマンデュカ最高経営責任者(CEO)は「年金・投資信託事業は、ある状況では売却する可能性がある」とし、「今後1年か2年は、市場の動向は良好とは思われない」と説明した。同社は4月、オーストラリアの投資事業を豪ウェストパック銀行に売却している。
ティザー・グリーンウッド(ロンドン)のアナリスト、クロス氏は、同事業の買い手候補として欧州保険2位の仏アクサ、米銀大手のメロン・ファイナンシャルを挙げている。メロンの広報担当者はコメントを控えており、アクサからのコメントは得られていない。