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◇外為17時・円、1ドル=117円台前半に急伸 株安にも円売り限定
【NQN】3日の東京外国為替市場で円相場は反発。「米トラック輸送大手のコンソリデーテッド・フレートウェイズが破たん申請する」との報道やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナスダック100指数先物が下落するなど、米国発の悪材料が重なった。欧州の取引時間帯に入る15時過ぎからドルはほぼすべての通貨に対して上値を切り下げた。円は17時時点では2日17時時点に比べ83銭円高・ドル安の1ドル=117円60―63銭で、17時過ぎには117円30銭近辺まで急伸した。
日経平均株価がバブル経済崩壊後の安値を更新したが、円の下落圧力はそれほど強まらなかった。もともと株安の原因は米国にあるとの見方が根強いうえ、株価の低迷で「リスクを取れない国内投資家は、9月中間期末に向けてドル建て資産の売却を進める」との観測も浮上している。前週末から2日にかけて持ち高を円売りに傾けた銀行ディーラーも円を買い戻したようだ。17時までの円の安値は朝方に付けた118円17銭で、値幅は67銭だった。
円は対ユーロでも反発。対ドルでの円高進行につれ、対ユーロでも円買いが優勢となった。17時時点では2日17時時点に比べ20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=116円11―16銭近辺となっている。
ユーロは対ドルでは反発。米国株相場の先安観などを手掛かりに、対円と同様に対ユーロでもドル売りが目立っている。16時過ぎに1ユーロ=0.9879ドルまで上げ幅を拡大し、17時時点では2日同時点に比べ0.0055ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=0.9874―77ドルで推移している。きょうのユーロの安値は0.9831ドルで、値幅は0.0048ドルだった。