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(回答先: バブル崩壊後新安値をつけて3馬鹿トリオの反応 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 03 日 12:02:21)
☆株、バブル後安値下回る――銀行株安に伴う悪循環に危機感も
NAA 8344 : 2002/09/03 火曜日 12:34
【NQN】3日午前の株式市場で、日経平均株価は2月6日につけたバ
ブル経済崩壊後の安値(9420円85銭)に加え、2001年9月21日につけた
取引時間中の同安値(9382円95銭)も下回った。売り買いともに手掛か
りが乏しく、市場のエネルギー低下がそのまま株価に反映した。前場の
東証一部の売買代金は概算で2844億円。前日をやや上回るペースだが、
1999年5月以来の低水準だった8月(1日平均5552億円)並みとあって
、引き続き超閑散に変わりはない。
株安に追い打ちをかけるような目新しい独自材料が見当たらないこと
が、かえって市場の不安心理を強めている。前日2日は米国市場がレー
バー・デーで休場だったが、欧州株式相場の反落が市場心理に響いた面
は否めない。フランクフルト市場では、スウェーデンの空港でハイジャ
ックを計画していた容疑者が逮捕されたとの報道でルフトハンザが下げ
足を強めた。「米同時多発テロ事件から1周年の9月11日が迫り、改め
てテロ再発の可能性が意識された」(野村証券エクイティ・マーケティ
ング部)。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナ
スダック100株価指数先物の軟調も買い手控え気分を誘った。
株安が株安を促すという悪循環も付きまとう。3日前場は時間がたつ
につれ銀行株への売りがかさんだ。みずほHDは下げ幅を拡大して東証
一部の売買代金ランキング首位に躍り出たこともあり、業種別TOPI
Xで「銀行」は下落率トップとなった。「大手行の株式含み損は足元で
2兆5000億円以上に拡大している可能性がある」と指摘するBNPパリ
バ証券の銀行株アナリスト、国重希氏は「テクニカル分析では銀行株の
下値リスクは限定的だが、株価全体の下値模索の中では買える水準が見
極めづらい」とみていた。
日経平均は前場に一時9269円10銭まで下げる場面もあり、1983年12月
の安値(9336円60銭)を下回った。19年ぶりの安値圏での下値模索に歯
止めをかけるため、歴史的な経済構造の転換を望む声が高まる中、塩川
正十郎財務相の「(株安に対し)特別な対策は考えていない」(閣議後
の記者会見)という発言が寂しくこだましていた。(松村伸二)
クイックより