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金融庁の高木祥吉長官は2日の記者会見で、あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の筆頭株主であるソフトバンクが保有株の売却を検討している問題について「(あおぞら銀の経営を)健全化するということで(ソフトバンクに)譲渡しているわけだから、その基本的枠組みは維持してほしいと思っている」と述べ、保有2年での短期売却に改めて難色を示した。
また、同社があおぞら銀株の全面売却は見送るものの出資比率は下げる方針を固めた、との報道が一部にあったことについては、「孫(正義)社長が国会の委員会で『検討はしている』と言った答弁は承知しているがそれ以上の話は聞いていない」と発言。ソフトバンク側からあおぞら銀の出資比率引き下げに関して打診はまだないことを明らかにした。 (18:33)