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外務省は2日、田中真紀子前外相との確執から2月に更迭された野上義二・前外務事務次官を、英国公使とする人事を発表した。英国公使に異動するポストの上限はこれまで局長級が慣例で、次官経験者は初めて。事実上の降格人事となる。
野上氏は、英国のシンクタンク、王立国際問題研究所の上級客員研究員となり、中東問題を担当する予定。中東研究の盛んな英国で、イスラエル・パレスチナやイラクなどの情勢について情報を集め、「外務省に提言する役割を担う」(同省人事課)という。
野上氏の処遇をめぐっては、川口外相が2月末に「中東関係の特命事項」を担わせる考えを表明。だが、田中前外相と「刺し違え」の形で更迭された野上氏の早々の復権に首相官邸が難色を示していた。野上氏は役職のない官房付のまま半年以上、中東問題での外相のアドバイザーとなっていた。
(11:01)
【参考資料・韋駄天迷宮】
調査書類1:チャタム・ハウス、国際戦略研究所、ホーリンガー社
http://www.idaten.to/meikyu/a062.html