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民間信用調査会社の帝国データバンクは29日、食品衛生法違反の添加物を原料に香料を製造していた「協和香料化学」(本社・東京、平瀬明男社長)が東京地裁に自己破産を申請し、破産宣告を受けたと発表した。負債総額は16億円。
協和香料化学は57年に設立した香料専門メーカーで、90年12月期の売上高は約21億円。しかし、今年5月、無認可添加物の使用が判明し、茨城県から営業停止処分を受けた。食品メーカーが製品回収で被った損害の賠償請求に踏み切ったことも重なり、経営に行き詰まった。
負債総額のうち約12億円は食品メーカーなどに対する損害賠償額とみられる。
(8月29日20:53)