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平沼赳夫経済産業相は28日、「政策の選択と集中」と題した改革案をまとめた。エネルギー政策について、安定供給や地球温暖化防止の観点から、石油依存度を減らし、天然ガスの利用を拡大する方針を明確に打ち出したのが柱。午後に開かれる政府の経済財政諮問会議に提出する。
改革案は、中国などアジアでエネルギー需要の急増が見込まれる中、安定供給を確保する重要性を強調。中東情勢の影響を受けやすい石油に対し、天然ガスは世界各地に分散するというメリットを挙げ、パイプライン網の整備などを通じて利用拡大を急ぐ方針を打ち出した。
★燃料電池の普及が進むし、中東戦略におけるアメリカの意図も、一つにはここらへんにあるから結構なことだ。