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柳沢金融担当相は、決済性預金の保護を行うことで、金融機関に対するプレッシャーは、ペイオフ全面解禁に比べて和らぐだろう、と述べた。
閣議後の会見で述べたもの。
柳沢金融担当相は、決済性預金の保護の意義について、「金融機関に対して構造改革のプレッシャーをかけ続けると同時に、金融の安定、決済機能の安定を両立したい」との考えを示した。その一方で、決済性預金を保護することで、「(ペイオフ全面解禁よりも)金融機関に与えるプレッシャーが和らぐのは、認めないといけない」と語った。さらに、「決済性預金も危なくなると言ったら、預金者が風評に神経質になる。両方の理念をどこでバランスさせるのかが重要だ」と述べた。