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これは冗談ではない。アメリカ人が捕鯨を再開し鯨肉を食べるのである。
情報源:NYT(ニューヨーク・タイムズ)
日付:2002年8月20日
執筆者:ニコラス・D・クリフトフ
題:"Harvest the Whales"
ニコラス・クリストフはポール・クルーグマンとならび現在のNYTの論説・オピニオン欄の中心人物である。その影響力のある人が鯨はミンクなど種類によっては増えすぎて他の海産資源に悪影響がある、またノルウエーや日本が捕鯨を続けていることをアメリカは非難しているが、それは朝鮮民族や中国人が犬を食べるのを一部の人が非難するのと同じで、かわいさで言えば鹿や子羊も同じ位可愛い、だからアメリカ人は捕鯨を再開し、増えすぎた鯨の肉を食べるべきであると彼は主張している。
NYTは7月に下関で開催されたIWCの総会での日本の対応をぼろくそにこきおろし、右翼にあやつられた活動と決め付け、えんえん反対記事をのせつづけたメディアである。それが2ヶ月もたたない内に捕鯨を勧めているのである。
私はいくつかの感想を持った:
1.アメリカ人は国益が何かきちんとわかっている国民であり、捕鯨が国益にそうなら再開することをためらわない非常に現実的な国民である。
2.やはり捕鯨反対を叫んでいた、経済論理を理解できない(あるいは無視するように石油資本から依頼された)グリーンピースなどはアメリカ社会の諜報組織の下部に属するものであり、本当にアメリカを動かしている連中は、ただで肉が簡単に手に入る捕鯨の効率性に気がついていた。
3.何らかの理由で近い将来にアメリカの食糧事情が悪化する可能性があり、今から鯨肉への抵抗感を薄めるキャンペーンが始まった。
4.あるいは”何かの事情”があり、ヨーロッパや特に日本人の感情を逆なでする行為を控えるように呼びかけている。
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