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米景気は再び後退する――モルガン・スタンレーの主任エコノミスト、スティーブン・ローチは数カ月前から、景気の二番底を忠告していた。だが誰も聞く耳をもたず、他のエコノミストからは嘲笑された。
そんなローチが突然、注目を集めはじめた。7月31日、アメリカの昨年のGDP(国内総生産)成長率が0.3%に下方修正され、1四半期のみとされていた昨年度の景気後退が3四半期にわたって続いていたことが明らかになったのだ。
6月には個人消費が0.5%増加したものの、現在の住宅バブルが崩壊すれば景気の二番底は確実だ。「住宅価格の上昇分は年末までに大幅に下落するだろう」と、ローチは言う。
そうなれば、アメリカの消費者は借金を控えるはずだ。そのとき「米経済の二番底が世界経済の二番底になる」と、ローチは言う。今度は、誰もが彼の言葉に耳を傾けようとしている。