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15日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は、米国型資本主義に後れを取っていた日本で米企業会計スキャンダルの続発を喜ぶ心理が広がっており、これが構造改革の遅れに結び付く恐れがあるとの分析記事を掲載した。
同紙は、見習うべき存在だった米国型資本主義が「欠陥だらけで腐敗している」との見方が日本で増えていると指摘。大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の火薬不正使用事件でも「米国流のやり方を持ち込んだためだ」との声が出るなど、米国批判ムードが広がっているとしている。
だが、これが日本では「日本型資本主義」を美化する口実に使われる懸念があり、株主軽視や監査法人不足など日本企業の問題改善がさらに先送りされれば、周辺アジア諸国との競争にも立ち遅れかねないと警告した。
(共同)
ZAKZAK 2002/08/15