今年、倒産や解散するなどして清算された第三セクターが、8月10日までに43社となり、年間で過去最高だった2001年の水準に早くも並んだことが、15日、東京商工リサーチの調べで分かった。地方自治体の財政難や、金融機関による赤字企業への融資停止などが要因。銀行などは第三セクター向け不良債権の最終処理も加速させており、今後も「清算が増えていくのは確実」(東京商工リサーチ)な情勢だ。
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