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(回答先: コンピュータ言語と競争力 投稿者 楽観派 日時 2002 年 8 月 13 日 23:49:50)
楽観派さん、こんにちわ。
昨日書き込もうとしたのですが、サイトが不調だったので遅くなりました。
「日本語のプログラミング言語にどういう問題があるのか」については、技術的には問題はありませんと答えます。
アセンブラやコンパイラのソース記述を日本語で行えるようにするのは、日本語入力システム(FEP)よりも楽に実現できます。
先般書いたように、アセンブラ・コンパイラ・FEPの開発経験があります。
しかし、現実に照らせば、注釈さえ日本語で記述できれば、論理記述そのものは、覚える量が知れているので英語表記記号で支障はありません。(興味さえあれば、日本人の小中学生でさえ覚えることができます)
プログラミングの難しさは処理対象の分析と処理過程の論理化であり、プログラム言語を覚えることではないことから、プログラム言語の日本語化という需要は少ないと思われます。(ラベル名や変数名の日本語化は需要があるかも知れません。その前に、識別しやすいラベル名や変数名を使うことをお奨めしますが...)
やりがいがあると同時に難しいテーマは、CやBASICの命令や関数を日本語に置き換えるレベルではなく、日本語的思考構造に基づく新言語の仕様及び文法を決めて開発することです。FORTHのようなスタック型は日本語的思考に近いものかもしれません。
(受け入れられるかどうかは別として、英語版を作成することもできます)
それを実現したとしても、マイクロソフトブランドでなければほとんど売れないでしょう。