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悲観的な国民性 投稿者 たにん 日時 2002 年 8 月 08 日 15:46:13:

南米の多くの国では、子供の50%が栄養失調で苦しみ、アフリカでは数千万の規模で子供が飢餓で死に、国民の4割がAIDSという不治の病に冒され、ているという予測すらある。それでも(だからこそ?)平気でAIDSが感染する可能性が高い子供をどんどん産み貧困や暴力を拡大し世界中に輸出している。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020607press_4.html
http://www.tmr.or.jp/headline/1023080733.html
http://www.wfp.org/country_brief/indexcountry.asp?country=604
「Despite the official UN classification of Peru as a middle-income country, nearly half the population lives in poverty, with 15 percent living in extreme poverty. Recent studies indicate that 49 percent of Peruvian children under five suffer from malnutrition, and 37 percent are chronically malnourished.」


一方、日本国民の多くは自然に悲観的に考える習性があるようだ。それが国家の安全にも寄与してきたのかもしれないが目先の景気という点では所謂「流動性の罠」に陥りやすい(個人的には悪いことではないとは思うが)。世界一の資産残高、豊かな自然、高度な医療、しかも安全でありながら、将来を悲観して異例の速度で子供が激減するのは、世界から見れば興味深い国民性とも言えるか?

http://www.asahi.com/international/jc/ishindenshin/020808.html
「 私はK記者の言葉を繰り返して考えていた。全く異なった角度で物事を見ると、全く違う認識と結論が出てくることはよくあることだ。私費で日本に来た私の不安と国費で日本に滞在するK記者の日本に対する強い対等意識が、同じ事柄でもまったく異なる結論を導いた。

 日常生活の中でも意識のずれはあった。K記者とほか何人かの記者と一緒に、日本のある会社の広報部の人に挨拶に行く約束をした。午前11時に会う予定だったが、運が悪く交通事故による渋滞に巻き込まれた。10時50分になった時、K記者が先方に電話を入れた。

 「10分ぐらい遅れるかもしれません」と担当者に伝えた。私は心配した。
 「10分遅れでも間に合わないでしょう? 30分ぐらい遅れると言っておいて、結果的に20分遅れで着けば、相手も困らないでしょう?」
 まわりの記者は皆で反論した。
 「どうして日本人みたいに悲観的になるの? 11時10分でも着かないと分かった時点で、もう一度10分遅れるかもしれないと電話すればいいんです」
 日本人に教えられた経験を持つ私としては、10分の差が信用にかかわる重さだと分かるのだが……。

 私はどうしても「悲観的」な言葉を口にした。注意深く慎重である習慣を身につけた文化と、楽観的に物事を考える文化。その違いが私たちの行動に影響している。」

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