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他の投稿者の方が紹介されている"Conquer the Crash" by Robert R. Prechterは確かに今日のアマゾンのビジネス書ランキング2位だ。
2005年の7の月に恐怖の大王が空からおりてきてナスダックは消滅しダウは3桁まで落ちるという類の本かと思ったらそうではないようだ。一応、社会心理学的な景気循環論(エリオットの波)があってそれに基づいているようだ(読んでないのではっきり書けない。読むつもりもない)。コンドラチエフの波の一種か?
著者の名誉のために書くがこの人は20年以上前からずっと同じ主張を繰り返してきたようだ。そう言う意味では筋金入りのベアだ。
ついでに"Dow 36,000" by James Glassman et alもアマゾンで検索して見た。この本は"Dow 100,000"といっしょに買うと28.7ドルで買える。安いと思うか高いと思うかはあなた次第。将来コレクター的価値がでるかもしれない。
ちなみに初版は
"Dow 100,000":1999年9月
"Dow 36,000" :2000年9月14日
"Conquer the Crash"2002年6月21日
つまりわずか2年前はNYダウが36、000まで上がる(将来的には)という本がうれまくり、今はダウが500まで落ちるという本がベストセラーというすさまじい落差。金儲けといえばそれまでだが、著者James Glassmanのサイトをのぞいてみたら今は「分散投資の重要性」を説いていた。この変わり身の速さ。しかしこんな低俗本がベストセラーになるとはアメリカ人の心理の悪化はかなりひどいんだろう。