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午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY終値に比べて上昇し、119円前半で取引されている。市場関係者によると、夏休みムードも強く市場参加者が減少するなか、薄商いが続いている。午後に入って大口のドル買いが入り水準を上げたものの、特段材料もなくストップロスをつける動きに終始しているという。
夕方の市場では、ドルが若干強含む場面もみられるなか、ドル/円は119円前半での取引が続いている。
市場では、「ユーロ/ドルの0.9820ドルにあったストップロスをつけたことから、ドル/円も若干強含みだが、特に材料もなく単にストップロスをつける動きに終始している印象だ」(国内金融機関)という。
午後の市場でドル/円は、119円台に乗せ小幅ながら強含む展開となった。
台湾の陳水扁総統が、台湾独立の是非を問う住民投票の実施に支持を表明したことに対し、中国メディアは、中台間の新たな火種となりかねない、との見解を示しており、「材料視した可能性はあるものの、ニュースが報じられた直後の反応はなく、午後に入ってドル買い/円売りが強まってきている。このため、材料が出たというより、薄いなか大口のドル買いが入ったということではないか」(国内証券)との声が聞かれている。
また、「中台問題の緊迫化などを材料にしたというよりも、投信の設定にからむ円売りが出てドル/円が上昇したようだ」(国内金融機関)との指摘もなされている。
午前の市場でドル/円は、朝方こそ売り込まれる場面も見られたが、総じてこう着気味な相場展開となった。
朝方のドル/円はオファー気味で推移し、一時118.63円まで下値水準を落としたが、その後は、「仲値にかけて、ビッドが先行した」(外銀)ほか、ユーロ/ドルが徐々に上値を切り下げる動きとなったことを下支えに、底堅く推移したという。
ただ、「値幅が30銭程度と、こう着感の強い相場付きとなっている」(上位都銀)との声や、「参加者は少なく、商いは一段と薄くなっている」(上位都銀)との声が聞かれるように、こう着が続いた。