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1日の東京株式市場では前日の米ナスダック市場でAMDやアプライド・マテリアルといった半導体、半導体製造業が下げた影響を受けてアドバンテスト <6857> が前日比280円(4.58%)安の終値5,840円、東京エレクトロン <8035> が前日比280円(4.57%)安の終値5,850円とそろって続落となった。
底入れの兆しが見えていた米国株が期待に反して軟調な展開を続けていることがこれら銘柄の売り圧力が再び強まる要因ともなっているようだが、市場ではこれとは別にアドバンテストと東京エレクトロンの株価の奇妙な一致関係も興味の対象となってきているようだ。
この2つの銘柄、同じ半導体製造業とは言ってもまったく別の会社。ただし、今日の終値を見ると、両社の株価の違いはわずか10円。前日比の差分ではわずか0.01%で終わっているという状況。もともとこの3ヶ月の間、この2つの銘柄はほとんど同じ値動きを続けており、同じ値動きは今に始まったことではない。
投資家にとっては同じ半導体製造業としか写らないことが株価の奇妙な一致の要因となっているのかもしれないが、同じ値動きを続けるのであればいっそのこと合併した方がいいのでは、といった声も聞かれる形ともなっている。傍から聞くと冗談に聞こえるかもしれないが、日本の半導体産業全体が国際競争力を失う状況ともなってきており、冗談が冗談でなくなる日も遠からず到来するかもしれない。