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アルゼンチン議会関係者によると、同国では、政府の預金凍結命令に対する訴訟で、7月に入って銀行預金の流出が加速しており、金融システムの崩壊が危惧されている。
複数の筋が、匿名を条件に明らかにしたところによると、7月に訴訟の結果流出した預金額は約12億ペソ(3億2400万ドル)で、6月の10億0800万ペソを上回った。
2─5月の平均流出額は、約8億ペソだった。
政府統計によると、6月末時点で国内銀行に凍結されている固定金利預金の残高は約290億ペソ。
7月の預金流出額は、中央銀行のピニャネリ総裁が、上院の証言で明らかにしたものという。中銀のコメントはとれていない。
アルゼンチン政府は、今年1月、銀行預金の流出に歯止めかけるため、大半の銀行預金口座を凍結したが、その後、これに対する訴訟が相次ぎ、多くの預金者が預金の引き出しを認められている。