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(回答先: Re: ご説拝聴しておきます。 投稿者 招き猫 日時 2002 年 7 月 24 日 09:48:13)
度重なる政府高官の火消し発言にもかかわらず、アメリカの株安はしばらくは仕方ないでしょう。底が6000ドルか7000ドルかは分かりませんがどこかで下げ止まり、また上昇してゆくということでしょう。ただ、上昇速度は90年代ほどではないでしょうし、一直線の戻りでもないでしょう。
肝心なことは、「米国流資本主義システムが崩壊した」という認識は明らかに誤っているということです。行き過ぎた部分に修正が入るという極めて当然のことが今起こっているだけです。
日本の金融システムの件については、具体的な発言は避けたいと思いますが、システム崩壊に拱手傍観など有り得るはずがありません。政治的圧力の有無に関わらず、システミック・リスクの発生は排除すること、これは行政のイロハと言えます。
そのバックストップは確保した上で、各金融機関におかれては、最大限の自助努力をして下さい、ということに過ぎません。