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塩川正十郎財務相は23日午後、大阪市の大阪商工会議所で講演し、約2週間ぶりに1ドル=120円台を回復したドル円相場について、「思っている方向に戻りつつある。もう少し戻ってくれるといい」と述べ、円安傾向を歓迎する姿勢を示した。
同相は「極端な円高に進めば輸出などに支障を来すリスクがある」としながらも、「そんなに変動は起こってこないのではないか」との認識を示した。
同相はさらに、2003年度の税制改正について触れ、「2兆円程度の減税にして、1兆円の増税をお願いする。それで差し引き1兆円の減税になる。それを頭に置いて、税制改正に取り組みたいと思っている」と説明、9月上旬には方向性を打ち出したい考えを示した。
税制改正で焦点になっている法人減税については、法人税率の引き下げよりも、投資減税などを念頭に置いており、「その方が個人所得税とのバランスも説明しやすいのではないか」と指摘。そのうえで、IT(情報技術)関連の設備投資や研究開発などは「全額控除を考えてもいいのではないか」と語った。
★塩自慰が余計なことを言うと、かえって反対に円高になる法則・・・。