現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 「賃下げ」検討企業が約4割に〜日本経団連調査〔株ZAKZAK〕 投稿者 武士 日時 2002 年 8 月 22 日 18:02:30)
武士 さんがおっしゃっているように、賃下げしたら人が集まらないと思います。また、労働者にとっては賃金は生活の糧でありますから、
賃下げ=生活の糧の減少
ということになります。
個人消費はGDPの6割を占めるといわれています。そうなりますと、
賃下げ=経済の縮小均衡
ということになります。
社長や会長をリストラしたという話はあまり聞いたことがございません。社長や会長の給料が下がったという話もあまり聞いたことがないですね〜。少なくとも私は。
従いまして、思うにリストラ、賃下げなど「改革の痛み」を味わうのは、底辺に近い人たちであります。「痛み」を受けることのない人たちが「改革」を唱えています。だから説得力がない。
経済の構造は、ピラミッド構造をしておりまして、カネ持ちの人数は少なく、貧乏人の数は多くなっております。資本主義である以上、これはある程度そうなることが必然でございます。
しかしながら、それが許容の範囲を超えたときが恐ろしいのです。それが現在の南米であります。何か10年後の日本を見ているようで・・・(怖)。
建物は基礎がしっかりしていないと、高く建てることはできません。経済も同じです。基礎(低中所得者の消費)がしっかりしていないと経済成長は望めないと考えます。