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【フランクフルト22日共同】
ドイツの経済紙ハンデルスブラット(電子版)は22日、国際通貨基金(IMF)が9月下旬に発表する「世界経済見通し」の中で、2003年の日本の国内総生産(GDP)実質成長率を、春の経済見通しで示した0.8%から1.1%へと上方修正すると伝えた。
02年については、8月上旬にIMFが対日審査報告で示したマイナス0.5%のまま据え置く見通し。
米国については02年がこれまでの2.5%から2.2%に、03年は3.25%から2.6%へといずれも下方修正する。
世界全体では02年を2.8%のまま据え置くが、03年は4.0%から3.7%へと下方修正する。
IMFは今回の経済見通しで、世界経済の回復に向けたリスクとして(1)米国の高水準の経常赤字(2)中東情勢の緊張と、その石油価格への影響(3)テロの再発−などを指摘している。
米国の成長率をめぐっては、代表的な米経済誌「ブルーチップ」が今月上旬、主要エコノミストの今年の予想を7月時点の2.8%から2.3%に下方修正するなど、慎重な見方が広がっていた。