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(回答先: 民営化推進委、高速道計画縮小へ再検討を要望〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 22 日 23:21:12)
馬年小泉総理、猪瀬氏は東名代2の凍結が工事関係者の家族の
生活の凍結することが、わからないほどの、人間であった。
まだまだキタチョウセン政府の方が国民の国に成長歴史時代にあった
善政治を行っている、北朝鮮の現代は、江戸時代中期の社会国民である
ところを、政治的には明治の歴史政策を行っている、
現代21世紀に綱吉もできた、貨幣経済が出来ないのは、ぼんぼん慶応金融族
のゆえであり、地に落ちたノータリン政治家や有識者のばい菌が日本にまいえんしてしまった。
参考
http://www.iijnet.or.jp/IHCC/mk.html
北朝鮮の工業発展とインフラ整備
ー道路・鉄道・港湾・エネルギー
北東アジア地域開発フォーラム
1.羅津・先鋒経済貿易地帯
90年代初め頃(1991年12月)、改革の一環とも見られてきた「羅津・先鋒自由経済貿易地帯」構想[解説1-1]は、今日ではその名称から「自由」の文字が消え、羅津市と先鋒市が合併され羅先市となった。しかしその改革の流れは一時のような熱は冷めたものの、基本的には継続しているようだ。それは、最近新たな「投資・合弁法」が施行されたことにも現れている。
ところでなぜ、この「羅津・先鋒」が北朝鮮当局の目に留まったのかは、当時、中国の吉林省が防川より南下して[解説1-2]、日本海沿岸に活路を見出だそうと、国連開発計画(UNDP)に働きかけたのが、そもそもの発端である。
1)良好な中継貿易港
羅津・先鋒、それに清津は戦前から「自然の良港」として知られており、当時、日本と大陸(旧満州)とを結ぶ重要な中継拠点でもあった。したがって、その特徴として、まず中継貿易の利点が挙げられる。しかし今日の北朝鮮と中国(東北三省)との交易状況からみると、その進展にはあまり期待が寄せられない。それはひとえに、この地域における交通インフラの未整備に起因したものといえる。
今日、中国東北三省の農産物(小麦、トウモロコシなど)、鉱物資源(石油、石炭など)は主として鉄道・道路を利用して遼東半島を縦貫して大連港から搬出されている。一般に言われる未整備区間は元汀橋〜羅津港(約60km)であるが、この路線は比較的険しい山間部があるため、それに代わる新道が計画されている[解説1-3]。
羅津・先鋒・清津港湾の現状 (経済地帯地図参照)
【羅津港】 (写真参照)
一号埠頭は側傍水深が9.1m、二号埠頭は同じく9.8 m、三号埠頭は同9.5mとなっており、揚力150tのフローティングクレーン、2万tの乾ドック(造船所)がある。
1974年ロシアとの協定により、ロシアからの中継貿易が増加しており、一号埠頭はカリ肥料、木材、雑貨等の取り扱い、二号埠頭は石炭、尿素系肥料、雑貨、また三号埠頭は石炭、木材などを取り扱っている。
現在の羅津港の岸壁通過能力は300万t(当局発表)であり、現状のままでもまだ相当の余裕がある(新たに最近、2号埠頭にコンテナ埠頭が設置された)。当局発表では1,000万t程度の稼働能力の増強を計画している。
【先鋒港】 (写真参照)
水深−30mのところに20万〜30万tのオイルタンカーが接岸できるシーバースがある。このシーバースから先鋒埠頭まで3,200mにわたって海底パイプラインが敷設されており、埠頭にある圧送ステーション、さらに6km先の勝利石油化学工場まで送油されている。
パイプの径は530〜550mmで、原油はイラン、エジプト、中国、ロシアから輸入されている。勝利石油化学工場は250〜300万tの原油を加工して出荷、近傍に火力発電所(20万kw)があり、その蒸気で石油化学工場を稼働している。
【清津港】 (写真参照)
東・西両港があり、岸壁総延長2,200m、合計13基のバースを保有。東港一号、二号埠頭は主に中国からの中継された雑貨、東港三号埠頭は穀物類を扱っている。また西港一号埠頭は穀物類扱いの専用荷役設備(中国からのトウモロコシ倉庫)があり、川砂も取り扱っている。
西港二号埠頭は鉱石、鋼材、一部雑貨が扱われ、西港三号埠頭は茂山鉱山からの鉄鉱石の積み出し埠頭で専用の積み出し施設がある。西港四号、五号埠頭は港の西側にある金策製鉄所の石炭、コークス類の取り扱い、鋼材輸出用に使われている。金策製鉄所にはロシア産黒炭搬入のため、ハサン(ロシア側)、豆満港を経由して、ロシアゲージの混合線が製鉄所まで入っている。
なお、豆満江河口の平均川幅は100m、水深は1〜2mで、乾期のためか比較的水量は少ない。
2)良好な産業基盤
この「羅津・先鋒」経済貿易地帯の二つ目の利点は、北朝鮮のなかにあって、比較的に基礎的な産業基盤(港湾、道路、鉄道)が整っていることである。この点が、首都・平壤から当初、遠隔地にありながらこの地帯を北朝鮮が「自由貿易地帯」にあげたことと関連する。すなわち、原油をほとんど産出しない北朝鮮にあって、先鋒港は唯一沖合にシーバ−スで原油を積み替えパイプラインで陸揚げしている港でもある[解説1-4]。この原油は近くにある勝利石油コンビナートで精製されている。
しかしその稼働率はソ連崩壊以降、低下しており、この製油所には米系メジャーが現地調査をおこなっている。最近の報道によると、北朝鮮の南浦沖合でボーリング調査(97年頃)が行われ、450バレルの原油を掘り出した。(その後、韓国連合通信社によると、金永南・最高人民会議常任委員長がマレーシアを訪問[2002年3月]した際、北朝鮮の油田探査に対する積極的な参加を要請している)。
ところで、この地域に具体的な石油化学コンビナート群を設立するには地理的な条件は余りよくなく、電力供給体制を整えた石油・石炭発電所の建設を通じた産業立地(電気・電子機器、被服・靴の縫製など)の委託加工が適しているようにみえる[解説1-5]。この羅津・先鋒経済貿易地帯では過去、数回にわたる投資説明会が行われている。今や、自由貿易地帯の「自由」の看板を降ろした同地域ではあるが、平壤とは違った風土・街並・人々の庶民性などを勘案すれば、産業立地の将来性は高いといえる。