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(回答先: 新型預金「普通」を代用〜金利なし 金融庁、銀行に妥協〔東京新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 22 日 13:05:46)
08/22 12:41 普通預金で全額保護可能に 金利ゼロ、従来型との選 金融29
共同
金融庁は二十二日、来年四月のペイオフ(破たん時の預金の払戻
保証額を限定する措置)の対象拡大に向け、全額保護の特例を設け
る決済性預金について、金利をゼロにした普通預金も対象とする案
の検討を始めた。
ただ金融界には、すべての普通預金の全額保護を求める声も残っ
ており、決着には時間がかかりそうだ。
当座預金を利用できない個人などは、現行の普通預金口座を継続
するか、金利ゼロの預金に切り替えるかを選択できるようにする。
利子が付く普通預金は全額保護の対象としないが、金利ゼロの「新
型」は保護対象となる。
小泉純一郎首相は来春の全面的なペイオフ解禁を強調してきただ
けに、解禁対象の普通預金などの転用には批判が出そうだ。
同庁は保護対象として、企業の資金決済に利用される当座預金の
ほか、個人や自治体など幅広い利用者を想定した無利子の新型預金
の導入を想定してきた。
金融業界は新型預金のシステム開発による経費増などに反発して
おり、負担が軽い普通預金の「転用」案を歓迎している。
一方で、手形や小切手の使用を制限した上で、個人の当座預金の
開設をしやすいようにし、全額保護の対象とする案もある。両案と
も、準備に一年以上かかるとの指摘がある全く新しい預金の開発に
比べ、商品の開発期間が大幅に短縮される。
(了) 020822 1240
[2002-08-22-12:41]