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個人としてはNo、統治者であればYes、but...Because 投稿者 あっしら 日時 2002 年 8 月 22 日 15:43:45:

(回答先: 日本の立場はイエスに決まってます 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 8 月 22 日 09:14:52)

統治機構の一翼を担う人の考えとしては合理的なものだと思います。

私のような態度表明はヌエ的だと批判を受ける典型的なパターンですが、それが、以前も書いた統治者と庶民は立場が違うという具体例だと思っています。


>米政権から回答を求められれば、日本はイエスという以外に選択肢はない。EUの中の
>ドイツと立場はまるきり異なる。ノーと言うからには、今手にしている繁栄の全てを
>失う覚悟と国際社会の中で全く別の生き方をする哲学が必要だろう。

批判がましいことを言わずにノーと言っても、ドル還流をきちんと継続するという“密約”を行えば、言われるほどの結末にはならないと予測します。

私が独裁者ならば、米国政権に損得勘定を基礎におやめになればとその根拠を説明します。


>イラク問題に対するアメリカの真剣さを軽視してはいけない。彼らは国家の屋台骨を
>揺さぶられるほどの言い知れぬ恐怖を抱いているのだ。

イラク問題は、単なるイラク問題ではありません。
中東問題であり、対イスラム問題です。

それは、米国にノーと言う際に求められる覚悟と同等の覚悟をイエス(参戦)の場合に求められるということです。(原油安定供給問題及び長期的国際関係問題です)

米国支配層内部におけるイラク攻撃での意見対立の表面化は、イラク問題が単なるイラク問題ではないことの証左です。

経済ボードなのでこれ以上は書きませんが、米国政権は、イラク問題を突破口に実行しようとしている「中東問題」&「対イスラム問題」の解決は間違いなく失敗します。
(これから拡大していくと予測できる戦争は国家対国家の戦いではありません)

米国及び英国の統治者は、ケインズ主義政策と同じように、自らが築き上げてきた経済構造が瓦解していくのを促進する政策であることに気づいていないようですね。

イエスと言い切るのなら、そこまでの覚悟が必要だということです。
現状の統治者であれば、イエス、バット以外に、しのぐ方法はないでしょう。


※ 参考書き込み

『小泉首相、ブッシュ大統領に頭に下げてすぐに手を引きべきです』
http://www.asyura.com/sora/bd15/msg/523.html


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