現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
米サンフランシスコ地区連銀のパリー総裁は、最近の原油価格上昇がインフレ率の高進につながるとは、現時点では懸念していないと述べた。
パリー総裁は講演終了後、記者団に対し、「現時点では、最近の原油価格上昇がインフレ圧力の高まりにつながるとは考えていない」と述べた。
米国がイラクに対する軍事行動に踏み切ることへの警戒感が高まるなか、20日のNYMEX 原油先物市場では、期近9月限が一時、15カ月ぶりの高値となる1バレル=30ドル台で推移した。
また2002年下期の国内総生産(GDP)成長率は年率3%、ないしはこれをわずかに下回る水準に達するとの見方を示し、「3%に達しなければ、失望感が広まるだろう」と述べ、3%成長が実現すれば雇用環境の回復につながると指摘した。
パリー総裁は講演で、連邦準備理事会(FRB)の金融政策スタンスは適切であり、緩やかな拡大期にある景気を刺激するものとの認識を示していた。