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(回答先: 最後の素朴な疑問 投稿者 楽観派 日時 2002 年 8 月 17 日 11:07:12)
貴殿のような厳しい見方をメガバンクに対して抱いておられる方は多いと思います。
いわゆるリーテイルへの参入は各行ともそれなりに知恵を絞っているところと思います。大規模な参入が見られない理由は、ノウハウがないこと、対外的な信用が傷つくのを恐れていること、の2点だと思います。ただ、この流れを当局として全面的に是認し、後押しするかとなると、問題無しとしません。
貸し金の最高金利が高いのは(それでもかなり下がりましたが)、頻繁な変更を前提とした法律になっていないためです。おっしゃるような機動的な動きができるよう制度乃至関連法規の見直しが必要かも知れません。
みずほを含むメガバンクの再編はこれで終わりではありません。今の枠組みだけで放置しておいたとしても、各行共自らが存在できるような形への再編を今後もどんどん進めて行くでしょう。当局としては、システミックリスクに対応するのみです。尚、4月のみずほの一件への処分は業務改善命令以上のことは発令できません。それより重い措置は営業資格の剥奪になります(あの銀行を潰すということ)。あのトラブルで実害を被った個々の主体が民事ベースで訴訟を起すべき問題でしょう。