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19日の東京株式市場は、9月末の中間決算を控えて金融機関による持ち合い解消売りなど需給悪化懸念が台頭し、日経平均株価は一時、前週末終値比288円62銭安の9499円51銭と9営業日ぶりに9500円の大台を割り込み、今年2月につけたバブル後最安値(9420円85銭)に再び迫った。終値は、同189円03銭安の9599円10銭。TOPIX(東証株価指数)も続落し、同16.71ポイント安の944.41で取引を終えた。
日経平均は、19日まで連続14日間も1万円割れの状態が続き、「1万円前後の価格帯の売買代金が膨らんでおり、持ち合い解消の売りとともに上値を重くする要因になっている」(大手証券)。UFJつばさ証券投資情報部の折見世紀チーフストラテジストは「実体経済を拡大基調に向かわせるような政策が出てこない限り、1万円割れの脱出は難しい。いつバブル後最安値を更新してもおかしくない」と指摘している。【斉藤信宏】