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不動産経済研究所がまとめた首都圏の2002年上半期(1月―6月)のワンルームマンションなどの投資用マンションの発売戸数は、前年同期比45・7%増の3987戸だった。長引く超低金利で資産運用商品として魅力が増しているほか、来年4月のペイオフ(破たん金融機関からの預金払い戻し保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)の全面凍結解除への対策を兼ねて、東京都内を中心に人気を集めている。年間では、バブル時代を超える1万戸近い供給となる見込みだ。
1戸当たりの平均価格は前年同期並みの2191万円で、1平方メートル当たりの単価は同1%減の95万8000円だった。間取りはワンルームが85・6%を占め、地区別でみると、東京・港区871戸、新宿区628戸、中央区584戸の順だった。
投資用マンションは、90年にも年間発売戸数が7238戸に達するなどブームを呼んだ。当時は転売時の値上がり益と節税効果が目的だったが、今年のブームは、家賃収入を確保し、長期安定収益を狙っているのが特徴だ。
(8月17日21:38)