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08/16 17:26 都、外国銀行と取引交渉 公金運用の配分見直し 内政17
共同
東京都は十六日、公金運用の安全性を高めるため新たに外国銀行
と取引交渉を開始したことを明らかにした。都は現在、都市銀行や
信託銀行など十五行に分散して預金しているが、その預金配分の見
直しも事実上決めた。
来春のペイオフ全面解禁対策として自治体が金融機関に預けてい
る公金の配分を大幅に見直すのは全国で初めて。都は週明けにも取
引金融機関に伝える方針。
石原慎太郎知事は記者会見で「東京都は独自の責任で審査して、
都民の税金を安全に効率良く運用する。現在、取引している金融機
関に退場願うこともあり得る」と述べた。
都は一月、格付け会社による格付けや預金量などで安全な金融機
関を選ぶことを決定。その基準に照らして「預金制限なし」「新規
預金停止」「中途解約」など六段階に分類することにしていた。
(了) 020816 1725
[2002-08-16-17:26]