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速水日銀総裁は、情勢が整った時に、ペイオフは解除していくべきものだ、と述べた。
衆院財務金融委員会における日銀半期報告質疑の中で、中川委員(民主)の質問に答えたもの。
速水総裁は、ペイオフについて、「民間の金融機関が預かる預金を政府が全額保障する制度は極めて異常だ」とし、「なるだけ早い時期にペイオフを解除していくのは当たり前だと思っている」と述べた。
また、総裁は、今年4月の一部解除によって、預金の移動があったとしながらも、「そういうことをやりながら、なるだけ、情勢が整った時に解除していくべきものだ」と述べた。
総裁は、来年3月まで約8カ月あるとし、それぞれの金融機関が、不良債権解消や収益力向上など、「自分たちの問題、課題を早く解決する努力をすることが大事だ。いまから、ペイオフ解禁を延ばすとか、延ばさないとか議論することは適当ではない」と述べた。