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2002年7月16日 ニュースステーション
5年前の金融危機の際、番組に出演し、日本の3つの将来像を提示したピータータスカ氏が再び生出演。この5年間の失敗の原因と、これから予測されるシナリオを聞いた。
http://www.tv-asahi.co.jp/broadcast/n-station/index2.html
近未来シナリオ
来年のペイオフ第2段を小泉政権は予定通り実行できるのかと聞かれれば、答えはこうなる。日本の金融システムはそれまで持ちこたえられないだろうし、小泉政権がその時続いている可能性は低い。
日本はすでに死に体であり、巨大企業の倒産、大銀行の行き詰まりであれ、金融破綻は起きる。
小泉政権が頼ってきた日本の銀行は大丈夫という金融庁のフィクションは崩れ、公的資金の再注入が必要となり、小泉政権の延命は難しくなる。
国民が改革を望むなら、新しい改革政権が発足する。
しかし、宗男叩きに代表されるエンターテイメント化した日本の政治状況では、改革よりも悪者叩きを求める世論に迎合するポピュリズム政権が誕生する。
強いリーダーシップのイメージがある石原慎太郎総理の誕生もありえる。その場合、不況の責任を欧米の外資系企業や中国などに転化し、鎖国的な政策をとる可能性もある。
しかし、世論迎合では改革は進まない。資本の逃避が加速し、烈しいインフレに陥れば、日本の社会全体がハードランディングもできず、失速する。
# 講談社 カミの震撼する日 ピーター・タスカ ¥1800 2002年7月
米軍の黒人兵による少女暴行、殺害事件を契機に、反米感情が高まる。ポピュリスト政治家ノザワは言う。「太平洋戦争終結後60年もたったいまも、米軍は日本に居座り、日本は占領化に置かれている、米軍基地の即時退去を求める。賃貸借契約をたてに、アメリカが受け入れないのであれば、すべての経済的援助と、後方支援を打ち切るまで、水もデンキも、食料も、労働力も。それでも四の五の言うようなら、わが国が所有するアメリカ国債を全て売り払う。悪臭ふんぷんたる生ごみのように投げ捨てるのです。さぞがし愉快でしょうね。」
中国は虎視眈々と、日米の亀裂を狙う。。