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18日付の米紙ワシントン・ポストは、米総合メディア企業のAOLタイムワーナーがインターネット広告の落ち込みに伴う投資家のAOL離れを食い止めるため「異例の会計処理による売り上げ増」を図ったと報じた。
「数百ページに上る内部機密書類の検証と現旧経営陣へのインタビュー」に基づくという記事は「(オンライン競売大手)eBay(イーベイ)社の広告を代理販売し、その売り上げをAOLの売り上げとして計上」したことなどを「異例の処理」として指摘。自社株価が下落するのを防ぐため「広告、販売両収入の伸びの維持を狙った」として、会計処理の不透明さを強く示唆した。
AOLは同紙の取材に対し「適切な処理だった」としている。
同紙は背景として、2000年以降の情報技術(IT)ビジネスの落ち込みでインターネット広告が減少したことや「世紀のメディア合併」とされたAOLとタイム・ワーナーとの合併を控えていたことがあると指摘している。(共同)