現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
平成14(2002vol.021)7月5日 ☆〜゜・_・゜~
北川知事も最近になり「不作為犯」,「相当の注意義務」の語彙を始めて知り得意げ
辻際事件に限らず,県庁全体にはまさしく裏が蔓延している。監査委員事務局主幹服部隆之はいう。伊賀県民局随意2号様式副契約(裏)はいわゆる仮契約であって,議会予算議決前にする先決事項仮契約であり事務局でもやはりこれは認知しているというのだから呆れたものの言い回しだ。仮書式と言えども議会予算を経ない段階での契約の締結は地方自治法,三重県会計規則が厳しく禁ずるところである。さらに,続けて主幹はいう。議会予算は具体個別的でなく総額でのみ議決だから具体的にはこうした仮契約で事前にいくつもが交わされることになる,のだそうだ。こうなると呆れてものも言えない。いかに談合の弊害が指摘され入札制度改善が行われも,監査委員事務局がこの体たらくでは議員汚職はなくなるどころか黙認されてしまうのだ。服部主幹同様,北川知事も最近になり「不作為犯」,「相当の注意義務」の語彙を始めて知り各所で得意したりげに存分と使っているらしいが本当の意味など実践しなければ理解したことにはならない。シームレス・ダイアローグ・コラボレーションなど横文字ばかりではちっとも趣味にもならない。また,こういうふやけた横飯言語で出鱈目を押し付けられ困っているのは県民全体だ。
知事に限り,シャープ亀山寄付金のケースはもっと事態は深刻である。「開かれた県民議会」が何の前触れも無くセリに出され法的に何の手当ても無い90億円寄付金というシャープ側懇請受託に知事が応じたからだ。知事はこれを未だクリスタル・バレー構想と言って憚らない。実は亀山工場など,液晶生産工場などでなく単なる液晶テレビ『組立工場』に過ぎず,運賃経費の無駄となる栃木県矢板工場をこちらに呼び寄せたものに過ぎない。またシャープ生産方式の液晶タイプは,海外勢に比べ著しくコストが高く長期的な需要も追いつかないと危惧される向きは多い。お家芸の耐用年数以前に技術進歩事態に耐えられるどうかは深刻な経営問題なのだ。肝心のシャープでは連結ROE(株主投下資本利益率)など経営指数がほぼ壊疽状態(1.21ポイント)で投資対象にもならない。シリコンサイクルの二の舞いはほぼ確定的であり,明和工場進出は明らかな経営失敗。早くもシャープ経営合理化からの泣きに応じたものだ。知事は今度は,受託収賄がなにも金銭授受に限らず議会議決を経ない知事単独交渉への無形対価物としての「知事約束上亀山工場進出」が提示されたという「受託収賄の厳格定義」での語彙語源を学ぶ時だろう。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4653/geodiary.html