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(回答先: 【世界経済を認識する基礎】 “あっしら”的経済概念の説明:近代的預金と「信用創造」(「バブル形成」の考察を含む)〈その6〉 後半部 投稿者 あっしら 日時 2002 年 7 月 13 日 20:31:08)
後半部の内容について、卸売物価指数が60年以降のデータなのに、58年以降の70年までの高度成長期のデータと60年代のデータをない交ぜにして取り扱っていた部分がありました。
データの取り扱いという基本でかつ重大な誤りをしたことをお詫びし、以下のように訂正させたもらいます。
前回の説明のなかに、「その調整として“あっしらのK”を利用すると、“あっしらのK”は60年代が1.113、 80年代は2.709だから、60年代の「労働価値」倍数5.2は、5.2/1.113=4.67になり、80年代の「労働価値」倍数2.9は、2.9/2.709=1.07になる。」という内容を、「その調整として“あっしらのK”を利用すると、80年代は2.709だから、80年代の「労働価値」倍数2.9は、2.9/2.709=1.07になる。」に変更し、「ちなみに、この調整方法を使うと、60年代の「労働価値」の上昇値は、5.2/1.02=5.1となる。」という内容は削除させてもらいます。
データが揃っている60年以降を10年刻みでまとめたものは次のようになります。
通貨 貸出 実質 名目 卸売 消費者
=========================================================================
60〜70年 4.5倍 4.8倍 2.6倍 4.6倍 1.1倍 1.7倍
70〜80年 3.5倍 3.4倍 1.6倍 3.3倍 2.0倍 2.4倍
80〜90年 2.1倍 3.2倍 1.5倍 1.8倍 0.9倍 1.2倍
90〜00年 1.6倍 1.0倍 1.1倍 1.2倍 0.9倍 1.1倍
就業者 実収入 消費支出 調整収入 調整消費 労働価値
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60〜70年 1.1倍 2.8倍 2.6倍 1.6倍 1.5倍 3.8倍
70〜80年 1.1倍 3.1倍 2.9倍 1.3倍 1.2倍 1.5倍
80〜90年 1.1倍 1.5倍 1.4倍 1.3倍 1.2倍 1.6倍
90〜00年 1.0倍 1.1倍 1.0倍 1.0倍 0.9倍 1.3倍
※ 通貨=通貨発行残高・貸出=貸出残高・実質=実質GDP・名目=名目GDP・卸売=卸売物価指数・消費者=消費者物価指数・就業者=就業者数・実収入=勤労者家計・消費支出=勤労者家計・調整収入=実収入倍数/消費者物価倍数・調整消費=消費支出倍数/消費者物価倍数で、労働価値は、(貸出残高倍数/卸売物価倍数/就業人口倍数)/(貸出残高倍数/名目GDP倍数)で算出した値。