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『だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。』
(ヨハネの黙示録十三章より)
どちらの書き込みだったでしょうか、このような意見があったと思います。
『高額所得者への増税は、高額所得者の海外移転や逃避を促すだけではないか?』
税制論議の場が設定されるたびに、日本でも昔から「経済評論家」の舌を買収するなどしてこのような世論「啓蒙」が繰り返し流されたものです。しかし、遅かれ早かれ、もはや地球上には「獣の刻印つき金融資産」の逃げ場はないと覚悟しておくべきでしょう。
それよりも、日本の富裕者は納税を我が誉とし、税の使い方に声を上げてもいいですから国家国民のために日本で納税なさってください。高速料金を踏み倒すエセウヨは国の破滅を願う国賊ですから政治団体の認可を直ちに取り消してもらいたいですが、国民はあなたの公徳心を必要としています。
おねがいします。m(_ _)mほんとだヨ
次の記事は、日本経済新聞 2002年07月06日付より。
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スイス EU
課税貯蓄交渉 難航は必至
課税逃れ防止へ情報交換迫る
「銀行に交渉の余地なし」
欧州連合(EU)とスイスは貯蓄課税制度を巡る交渉を本格的に開始した。六月に発効した人の往来など七分野の協定に続き、経済関係を深める実務交渉の一環だ。EUは課税逃れ防止へ情報交換体勢の確立を迫るが、スイスは伝統の銀行秘密保持をタテに防戦しており、難航は必至。これ一つ見ても、スイスはEU加盟からほど遠い。
EUのボルゲスタイン欧州委員(税制担当)は三日、バーゼルでスイスのフィリガー大統領(財務省)と会談。EU側は域内で導入を目指している非居住者の貯蓄に関する情報交換システムと同様の措置にスイスも踏み切るように迫ったもようだ。
EUは域内での情報交換を前提に、非居住者の貯蓄の利子にはそれぞれの本国で課税する仕組みを検討中だ。ただ、オーストリアやベルギーは厳格に銀行秘密を守るスイスを網の外に放置したままでは、大規模な資金逃避に見舞われかねないと反発。スイスも引っ込まない限り、同意はできないと抵抗している。
世界のオフショア資金の三分の一にあたる約十兆ドルが流れ込むと言われるスイスは銀行秘密こそ競争力の源泉。情報交換の代替案として利子所得への源泉徴収課税案を提示し、「銀行秘密に交渉の余地はない」(財務省)と突っぱねている。
(ジュネーブ=清水真人)