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(回答先: 負債額は戦後2番目の高水準…上半期全国企業倒産集計〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 12 日 17:42:53)
民間調査機関の帝国データバンクが12日まとめた2002年上半期(1―6月)の全国企業倒産集計によると、負債総額は前年同期比3.2%増の7兆4439億円に達し、戦後2番目の高水準となった。準大手ゼネコン(総合建設会社)の佐藤工業をはじめ上場企業の倒産が22件と過去最多を記録するなど、大型倒産が相次いだ。
倒産件数は同4.7%増の9872件と戦後3番目の水準。5、6月に件数が前年を下回るなど一服感もあるが帝国データは「金融機関が不良債権の最終処理を本格化させているうえ、企業は前向きの投資をせずに決済リスクを抑えている」と分析。下期にかけても倒産実績は高水準で推移するとみている。
業種別では建設業が2961件(4.8%増)と構成比では引き続き最大。今後も公共工事の減少などが響き中堅ゼネコンや地方大手などで倒産が続く可能性が高いという。このほかではサービス業の1058件(2.2%増)が過去最多となったのが目立った。小売業も1418件と多いが、前年同期比では2.5%減った。