現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
財務省理財局国債課は、7月の人事でマーケットに精通したベテラン勢を呼び戻し、体制を一段と強化している。新体制下では国債課課長補佐を1人増員の9人体制とし、過去に流通係長を経験した3名が新たに課長補佐として配置される。
国債の円滑な消化を視野に、国債買入償却を含めた国債市場整備などを、実務面からサポートするのが狙い。今後の買入償却やストリップス債発行、スワップ取引の実現化など、市場との対話を重視したうえで取り組むべき課題は多い。
体制強化に伴い、財務省理財局国債課の向かいに位置する国債課分室も、新たに机を運び込むなどして拡充されている。債券市場では、「国債課はベテラン勢を再結集している」(外資系証券)との声もあり、新体制下での取り組みが今後注目されるという。
財務省人事では、理財局長は寺澤辰麿氏が留任。理財局次長には近畿財務局長を務めた内村広志氏、国債課長は主計局主計官(防衛係担当)を務めた三村亨氏が新任となっている。