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サッカー・ワールドカップ(W杯)期間中は外出を控える人が多く、小売り店や飲食店の来客数が減り、景況感を悪化させた−−内閣府が8日に発表した6月の景気ウオッチャー調査でそんな結果が出た。特に開催ゲーム数が多かった地域でマイナスの影響を指摘する声が多く、経済効果は期待外れに終わった。
調査では毎月、景気に敏感な飲食店経営者やタクシー運転手などを対象に「街角の景況感」を聞いている。今回は回答者1823人のうち約1割の187人がW杯の影響に触れ、112人はマイナスだったとしている。
「日本戦がある日は客数が極端に減った」(東北・百貨店)、「試合のある日の夜は客が激減した」(東海・タクシー)など、家でのテレビ観戦が百貨店やレストラン、スナック、ホテル、タクシーといった業界に影響を与えた。
影響はW杯期間中を通じて見られたが、「日本代表が負けてからは以前の状態に戻った」(近畿・スナック)ところも。
なかには「イングランド戦で英国人が大量に買い物してくれた」(北海道・コンビニエンスストア)、「サッカー関連商品が例年より8〜9倍売れた」(南関東・百貨店)など、特需の恩恵にあずかった例もあったが、全体では少数だった。
(19:14)