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(回答先: 説明不足でした 投稿者 楽観派 日時 2002 年 7 月 03 日 19:33:38)
私も生業としいてますが、末端の者ですので、頓珍漢な答えをしたみたいです。
http://www.boj.or.jp/about/kaikei/ac020630_f.htm が日銀の毎行毎旬報告です。これをまざまざと見れば、確かに限界デスネ。
◇6月外為特会、2兆2627億円の散布超過――円売り介入で
財務省は1日午後発表した6月の財政資金対民間収支によると外国為替資金特別会計の収支は2兆2627億円の散布超過(前年同月は508億円の揚げ超)となった。約2兆3000億円の散布が政府・日銀による円売り・ドル買いの市場介入によるものと見られる。
政府・日銀は今回の円高局面で5月22日から6月28日まで7回の市場介入を実施している。今回発表された6月実績に含まれるのは5月31日の分から、6月26日の分まで。5月の外為特会の収支実績は1兆316億円の散布超過(前年同月は553億円の揚げ超)であることから今回の円高局面の介入規模は3兆3000億円を超えると見られる。
とのNEWSですが、日銀も介入したらしたで、ずっとTBに留めているばかりでないと、認識しています。
次に昨日のNY債券相場のNEWSですが、
News ID : NAA8835 07/02 06:16
◇NY債券続伸、10年物国債は4.78%で終了 【NQNニューヨーク=千葉茂】1日のニューヨーク債券相場は続伸。長期金利の指標となる表面利率4.875%の10年物国債の利回りは前週末比0.02%低下(価格は上昇)の4.78%で取引を終了した。株価が午後、下げ足を速めたため、債券買いが優勢となった。 前週末の午後に上昇した後を受け、利益確定の売りが先行した。供給管理協会(ISM、旧全米購買部協会=NAPM)が午前10時に発表した6月の景気指数が予想を上回ったため、債券売りが加速。10年債利回りは一時、4.86%まで上昇した。 しかし、株価が軟調に推移したため、債券相場は下げ渋った。引け際、ナスダック総合指数が昨年9月の同時テロ後の安値を更新するなど下げ足を速めると上げに転じ、引け際に4.77%まで下げた。4日の米独立記念日を控えてテロ再発懸念が高まっていることも債券買いの背景にある。 2年物国債は前週末比0.05%低下の2.83%で終了した。ISM景気指数を受けて、一時は2.93%まで上昇する場面があったが、引け際に2.81%まで低下した。 米財務省証券(TB)3カ月物金利は前週末比0.01%上昇の1.66―1.68%。
日銀の介入あるなしで、米TB相場は変動しても大変動しません。
それから、米国株上昇の条件ですが、米個人消費は、ありがたいことに今でも十分強い。設備投資の回復、企業業績の回復にくわえ、会計疑惑の一段落が、期待されます。この会計疑惑ですが、先日来、GM、ゼロックスetc次々と噂され、過剰に疑心暗鬼になっています。もうちょっと続きそうですが、日本と違い、ぐずぐず10年もかからず、数ヶ月のうちに、何人か逮捕者が出て、決着するのでは?もう一つ、いくら米保守本流、石油産業等オールドエコノミー、が支持基盤でも、ブッシュもそろそろ、ウォール街にウインクしないとまずくなっていると思っています。自国経済を決定的な崩壊を選択してまで、支持基盤への便宜を図るわけがないと思いますけど? このサイトで議論されている、玉石混交の意見にすべて否定してはいません。ただ、ヒットラーやスターリン織田信長に到るまで、軍事力で、覇権を握ろうという指導者で、過去 富国強兵策は聞きますが、亡国強兵策というのは、聞いたことがない。