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日銀の山口副総裁は、不良債権問題について、もっと処理を加速させる必要がある、と述べた。
都内の講演後の記者会見で述べたもの。
山口副総裁は、「健全な銀行システムなくして、持続的な経済成長を想像するのは難しい。他の先進国よりも銀行システムに金融仲介を依存している日本にとっては特にそうだ」と語った。ただ、同副総裁は、1999−2000年にみられるように、デフレや不良債権問題が残るなかで景気が回復することは不可能ということではない、とした。
また、不良債権問題について、「もっと加速させる必要がある」と述べた。ただ一方で、同副総裁は、前年度末に主要銀行が行った不良債権の早期処理について、「意義深い進歩である」と評価した。