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金融の将来像を描くため、柳沢伯夫金融担当相の私的懇話会がまとめた報告書の最終案が明らかになった。不良債権問題を「将来ビジョンを実現する上で避けて通れない」と強調。公的資金の活用法として銀行への資本の再注入と、整理回収機構(RCC)による不良債権の買い取りに使う二つの案を示した。金融庁は報告書を基に「金融中期ビジョン」を作る。
柳沢金融相が設置した「日本型金融システムと行政の将来ビジョン懇話会」(座長・蝋山昌一高岡短期大学長)は3日開く会合で、報告書を正式に決める予定。報告書の原案では不良債権問題に関して委員の意見の違いが大きいとして本体とは別の「補論」に収めていた。最終案は本論として、企業の過剰債務や銀行の収益力不足などを課題に対応策を論じている。