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日銀が2日朝発表した7月の日銀当座預金増減要因によると、月末の当座預金は14兆5000億円の資金不足となる見通しだ。前年(2兆6166億円の不足)に比べ不足幅が拡大するのは政府短期証券(FB)の発行増が主因。オペで買い入れた短期国債(TB)が月中に償還期限を迎えることもあり、財政等要因全体での資金不足額も膨らむ。
財政等要因は16兆500億円の資金不足の見通し。TB償還額が6兆8500億円程度あるため、実質不足額は9兆2000億円程度となる。実質ベースでの不足額内訳は国債等が5500億円、FB等が7兆900億円、その他1兆5600億円。FB等は前年1兆2068億円の資金余剰だったが発行増で不足に転じる。
銀行券要因は1兆5500億円の資金余剰。例年通り6月に夏のボーナス支給で増発した分の還流が多い。月末残高の伸びは11.7%増と依然高い水準を維持する見通し。
7月の主な資金不足日は3、8、12、22、29日。税徴収や国債・FB発行が要因。余剰日はない。