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財務省は、「2001年度実績評価書」を公表した。これは、2001年3月に策定した2001年度の政策目標について、2002年3月に策定・公表した「政策評価に関する基本計画」に従って実績評価を行ったもの。
政策目標48のうち、国税庁所管の3目標を除く45の目標に対して、1)目標の達成度、2)事務運営のプロセスが適切、有効かつ効率的だったか、3)結果の分析が適切に行われているか、4)政策自体の改善や政策評価システムの運用の改善について有益かつ積極的な提言がなされているか―――という点について評価がなされた。
目標の達成度については、「達成した」が2目標、「ほぼ達成した」が40目標、「達成に向け進展があった」が3目標となった。結果の分析では、「分析が的確に行われている」が3目標、「分析がおおむね的確に行われている」が40目標、「分析があまり的確ではない」が2目標となった。
分析を踏まえた「総合した審査」では、財政のさらなる効率化・質的改善の必要性や租税特別措置のさらなる見直し、国有財産売却促進に向けた新たな売却手法の活用などの検討の必要性が指摘されている。
また、「財務省の政策評価のあり方に関する懇談会」(座長・西室東芝会長)が行った講評では、国民に対してより分かりやすい説明をして欲しい等、多くの目標に対して、今後の努力するべき点が指摘された。