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米有力投資家ジョージ・ソロス氏は28日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで、ドルが向こう数年で3割余り下落する可能性もあるとの見方を示した。さらに、米経済が再びリセッション(景気後退)に陥れば、株式相場は一段と下落しようとも述べた。
ロンドンで同紙の取材に応じたソロス氏は、他国通貨に対するドルの長期的上昇について、「この傾向が転換したようだ」と指摘。為替市場のトレンドは通常、数年間持続するものであり、ドルが3割強下落したとしても「前例のないことではない」と語った。
同氏はまた、米景気の回復は依然として個人消費の減退から影響を受ける恐れがあり、「二番底」を形成して株式相場を「大きく下押し」する恐れがあると予想。消費者による支出抑制や短期的な株価反発の可能性については「何とも言えない」としながらも、米国は「かつてのような世界経済の原動力ではなくなるだろう」と述べた。