財務省の黒田東彦財務官は27日、「(為替レートの)混乱は回避されたと思っている」と述べ、急激な円高の進行が一段落したとの見方を示した。同省内で記者団に対して語った。また「世界経済が回復基調にあることは変わらず、その過程で変動することはあり得る」と指摘。「為替レート安定のために最大限の努力をする。G7諸国も世界経済の回復、安定のため努力することは変わらない」と強調した。
次へ 前へ
フォローアップ: