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(回答先: 株価1万割れ目前で再び大手行に“危機”〜もうけ増やせず、公的資金再注入か〔株ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 26 日 16:59:35)
塩川財務相は、きょう午後に為替市場で介入したことに関して、日本だけの話ではなくなってきた、と述べた。
定例会見で述べたもの。
塩川財務相は、”今後この急激な動きを止めることを米国側に相談するのか”との質問に対して、「持ちかけることはやっていない」と述べた。
そのうえで、塩川財務相は、「お互いに、この問題を取り上げるのは迷惑だ。(ブッシュ米大統領が言うように)市場を信頼してやっていかないといけない。ただ、オニール米財務長官がいうように、市場が勝手に動くときは、なぜだという警戒は必要だ」と語った。
また、塩川財務相は、きょう午後に為替介入を行ったことについて、「日本だけの話ではなくなってきた。対ユーロ、対ドル、非常に複雑なからみになってきている。慎重に各国の動きをみていないといけない。それぞれの国はなかなか腹をみせない。細かな情報をとることが一番大事だ」と述べた。
塩川財務相は、株安について、「深刻に心配している。世界的に経済が停滞している感じなので、そのあおりを受けている。お互いに景気が悪いから(株価が下がる)と言わずに、自分で立ち直ることを考えないといけない」と語った。
さらに、証券税制など政府が対策へ取り組む考えはあるのか、との質問に対して、「証券税制を見直したら直るというものではない。経済全体のうねりが停滞の方向に動いている。急激な変化をきたさないように調整することが重要だ。このようなときに、政策を出して引っ張っていこうとしても単発では効かないと思う。お互いがうまくバランスとれるように持っていかないと、ひとつの部門が崩れたら連鎖反応を起こすことがあり、それが恐い」と述べた。
このほか、麻生政調会長が、きょうの定例会見で、為替相場について、「急激な為替の変動は望ましくない。しかし、円が安くなったからといって、輸出が増えるとは思わない。急激な変動は望まないが、自国通貨が安くなるより、高くなるほうが、国としてはまともな話だ」と述べたことに対し、「ひとそれぞれだ」と語った。そのうえで、「為替、株、金利、それぞれがバランスの上に立ったものでないといけない。それを崩すようなことがあった場合、こちらから注意のサインを送ることも必要だ」とのい考えを示した。