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国際的な格付け会社フィッチは25 日発表したリポートで、日本の信用力は財政赤字の拡大とデフレ、低成長により「侵食されている」とし、9月に日本国債の格付けを見直すと発表した。
フィッチは日本国債を昨年11月に格下げし、現行の格付けは「AA」。プレスリリースによると、9月の格付け見直しは「金融と企業部門のリストラ、財政・金融政策の運営、財政改革」に重点を置く見通し。
米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月、日本国債の格付けを2段階引き下げ、上から6番目の「A2」とした。これはボツワナよりも1段階低く、クウェートと同水準。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による格付けは「AA−」。