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NYが一時8000ドルを割ってしまった。不正会計をしているなら全部出せとのご通達に、マーケットは疑心暗鬼になっているみたいだ。テクニカルの支持線がどこにあるかも分からなくなってしまった。正直ここから一二ヶ月が正念場でしょう。私個人的感情からすれば、恐怖そのものです。マーケット参加者も理性を失い、我先に沈みゆく船から逃げ出したい、といったところでしょう。この場に及んで強気の材料をいえば、アメリカの問題処理のスピード、決断の早さ、自浄能力の強さにかけるしかない。8年間に及民主党クリントン政権時代の負の遺産処理を火急的速やかに行うだろう。少なくとも日本みたいに、何もできずナスがママに時を浪費しないだろう。(ナスがママならパパはキュウリか?寒ぅ〜)
昨晩、講談社刊 世界覇権国アメリカの衰退が始まる 副島隆彦 を読んだ。世界不況を、戦争で吹き飛ばせ!War economy で大不況の阻止 がその主張でした。阿修羅掲示板に頻繁にテーマとしてとりあげられる内容が多くそれほど新鮮味がある本でもなかったが,日本の郵貯民営化有事法制の狙い、世界デフレ後のハイパーインフレ、アフガン後の真の標的は中国北朝鮮…。ブッシュ政権の内情、三つの派閥の存在、派閥の第一はゲッパート民主党院内総務。彼とと組んでの超党派政治、チェイニー、ラムズフェルドの鷹派派閥VS パウエル、ライスのまあハト派(でもこのハトも肉食らしい)の対立の解説 は、なるほどと思った。おおよそこの私の板を開いたあなたが関心を持つ内容でした、マァご一読。
話はだいぶそれましたが、この手の恐怖醸造発生本を読むと、私がNY株の底値うんぬん書き込んでも馬鹿に見えてしまうかもしれない。しかし未来は、決して予定されていないことを信じたい。